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不動産売買の販売状況の用語解説



「ご成約」とは
売買契約が終わった状態。ただし売買契約の特約にはローン特約があり、住宅ローンの本申込の結果、融資の一部または全部が承認されなかった場合には、買主は決められた期日までの間であれば契約を解除できます。よって、ごく稀に「ご成約」となっている物件であっても再販となる場合があります。


「ご契約予定」とは
買主が不動産の購入の意思を「不動産買付証明書」に署名捺印をおこない、かつ住宅ローンの事前審査の承認をえた上で、ご契約日を待っている状態。


「商談中」とは
買主が購入の意向を示し住宅ローンの事前審査の準備または承認待ちの状態。「不動産買付証明書」に署名捺印による購入意志表示がある場合もあれば、ない場合もあります。不動産買付証明書に署名捺印がされていない場合であれば、商談中でも住宅ローンの事前審査をスムーズに行えば購入できる場合もあります。
商談中の期間が長い物件は、購入希望者の住宅ローンが苦戦している場合がありますので、逆転購入のチャンスがあります。


「不動産買付証明書」とは
不動産購入の意思表示は、口頭ではく書面「不動産買付証明書」にて意思表示を行います。こちらの書面を提出した順番で早い者勝ちとなります。ただし、住宅ローンの事前審査の承認を得ていない場合、またはローンの承認に時間がかかってしまった場合には、書面を提出していたとしてもこの限りではありません。また個人が売主さんとなる中古物件の場合には売主さんの判断により異なる対応となってしまう場合もあります（後の人の方が高く買うと言っている等の場合）。


「住宅ローンの事前審査」とは
住宅ローンの仮審査であり主に年収・勤務先・勤続期間・預金・過去の借入金の状況等の人物審査となります。一般的に店頭がある金融機関の事前審査の承認を得ていれば、本申込みも承認となる事が多いのですが、ネット経由（ネット銀行）の事前審査の承認は危うく本申込でローン不可となってしまう場合もあります。
自営業者さんや同族会社（親兄弟が社長などの会社）にお勤めの場合には、ネット銀行の事前審査はあてにはなりません。
住宅ローンの事前審査の書類を提出しますと、全く問題がない場合には早ければ2~3日で回答があり、通常は1週間前後で回答があります。個別の状況が複雑であれば日数を要し、追加書類の提出や金融機関からのヒヤリングや面談などにより1ヶ月前後の日数を要する場合もあります。
住宅ローンの事前審査は金融機関を１つに絞る必要はありません。数か所の金融機関に事前審査書類を提出しますと条件提示（金利など）は異なる場合があります。



商談中等となっている物件であっても気になる物件がありましたら、諦めずに販売状況をお問い合わせください。状況によっては購入できるチャンスがあるかもしれません。


※上記用語の解説は当社独自の見解であり異なる考え方もございますので、その点は予めご了承ください。当社の物件紹介は上記の見解により掲載しております。


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※住宅ローンのお悩みは、金融機関へ出向く前に、事前にご相談下さい。経験豊富なスタッフが、出来る限りの対応をさせて頂きます。
金融機関にて一度住宅ローンの融資が不可となってしまいますと、（同一金融機関にて）後日それを覆すことは難しくなります。


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