建物最長35年保証、但しそれには条件があります

新築分譲住宅(建売り)は35年保証があるから安心?

建物最長35年保証、但しそれには条件があります

確かに保証があります。建物の構造躯体や雨漏りなどは最長35年の保証となっています。
ただし無条件で建物が35年保証されるわけではありません。5年毎の無料診断を受けてメーカーが指摘をした事項について有償修繕をメーカーの言われる通りにおこなった場合に保証が延長されるシステムとなっています。

クルマでイメージすると、トヨタのクルマを買って、点検車検、オイル交換、ベルトの交換等をトヨタのディーラーでおこなった場合に保証が延長されるイメージです。この場合ですと、安心感はありますよね、ただしちょっと費用が高いかもしれません。もしかしたら格安車検の方が良いと思う方もいるかもしれません。

これと同じで、ちょっと費用は高いかも? でも保証が延長されます。安心をお金で買う感じです。これ分譲住宅だけではなくハウスメーカーも同じようなシステムとなっています。

費用重視だという方、知り合いに職人さんがいてそちらに頼みたいという方、メーカーの言う通りに俺は動かないぞという方、少し安心してください。新築分譲住宅は、ある程度の棟数を販売している業者は10年間は構造躯体や雨漏りなどを保証しないと売ってはいけないことになっています。

最大35年保証、確かに嘘は言っていません。でも本当のところは基本は10年保証、ある条件を満たした場合には特別に35年まで保証が延長されると言う方が正しいのかもしれません。実際昔は10年保証しかありませんでした。


新築分譲住宅は保証の規定に則り、不具合が生じた場合には修繕等をおこなってくれます。不具合があったらメーカーに直接言うから仲介業者なんて出番がなく、どこの仲介業者を通して買っても今後のことを考えても同じじゃないの? そう思うかもしれません。

確かに保証の範囲内の不具合が生じた時には、分譲(建売り)メーカーが動いてくれます。では、保証の範囲外の不具合だったら? その場合ですと基本は動いてくれないと思った方がいいと思います。

誰に頼むのか、自分で業者さんを見つけますか? これって、どこに頼めばいいの? そんなこともあります。

その時こそ購入時の仲介業者担当の出番です。あなたの担当者は頼りになりそうですか?

地元の建築業界の横のつながりが広く色々な業者さんを知っていて、建築知識がある人ですか?

台風がきて建物に何かがぶつかりブルーシートを直ぐにかけなくてはいけない時に、どこに頼んでも誰も来てくれない状況でも、優先的に手配できるルートをもっている人ですか? 

台風でテレビのアンテナが倒れた時に、直ぐには誰も直しに来てくれない時に、迅速に動いてくれる業者さんを手配してくれる人ですか?

カギをなくした時に、迅速に鍵屋さんを手配してくれる人ですか?

クロスを破ってしまった時に、費用が安い業者さんを紹介してくれる人ですか?

クルマでブロックフェンスや門柱などをぶつけた(ぶつけられた)時に、直してくれる良い業者さんを紹介してくれる人ですか?

最悪、数年後に連絡をしたら仲介業者担当が退職していない、冷たくあしらわれるなんてことも。この業界は辞める方が多いので、これもよくある話しです。


弊社不動産のマップスは、旧浜松市内で新築分譲住宅の仲介実績(お引渡し数)で150棟以上の実績があります。10年前にご購入いただいた方から家の修理のご相談をうけることもあり、久しぶりにお電話をいただけると嬉しく思います。

不動産のマップス 浜松市中区佐鳴台1-1-20 ℡053-454-0170

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