= 不動産のマップス = 新築分譲住宅情報、他

浜松の読み方は、はーまつ? はままつ?

　弊社の住所は「浜松市 中区 佐鳴台１丁目」ですが、読み方は「はーまつし なかく さなるだい」と出てくる方は完全に地元の方です。

　昔からは、地元の方は浜松の事を「はーまつ」と言います。「はままつ」とは言いません。
そういう自分はどちらかと言うと、普段から丁寧な会話を気を付けていますが、それでも「はーまつ」と「はままつ」の中間的な言い方をしているような気がします。
あきらかに「はーまつ」でもなく、しっかりと「はままつ」と発音していない感じと言いましょうか。

　浜松の由来は浜に松が沢山あったからという訳ではなく、昔々は「浜津」と言われていたからのようです。それが、いつからか浜松となり、今に至ります。

　ですから元をただせば「浜津」の「は まつ」が正解だったわけですから、それが長い月日が経っても永遠と引き継がれ「はーまつ」の呼び方が残っているとすると凄いことだと思えます。

　ただ他にも諸説あり、せっかちな人が多く「はままつ」の「ま」を2回繰り返すのがただ単に面倒くさい、遠州弁は語尾を短く切ってしまい「～け」などと言うぐらいですから、基本長ったらしい会話は嫌いなだけなのかもしれません。


　不動産は、住所や町名から昔はその土地が何であったか分かったりすると言われたりします。ただ今は昔と違う町名となっているところも多々あり弊社のある佐鳴台などもそうですが、昔々に佐鳴台と言う町名はありませんでした。
　そもそも大きなくくりの浜松が違う名称だったぐらいですから、浜松の中でも消えてしまった町名、新しい町名などがあり、そんな中でも昔ながらの名称が残っている町もあります。

　そんな昔ながらの名称が残ってる地域の不動産の場合には、不動産の購入時にしか目にしない所在、住所ではなく登記簿に出てくる所在をみますと、昔はどんな地域であったかが分かるヒントが、〇〇町字〇〇123とでてくる字〇〇にヒントがあるように感じます。

　〇〇町字彦尾前　〇〇町字細縄　〇〇町字村前　〇〇町字中畑　〇〇町字浜表　〇〇町字川向　〇〇町字堤東　〇〇町字中通　〇〇町字與久　〇〇町字カニ草　〇〇町字往還　〇〇町字山中　〇〇町字清水　などなど

　ただこれも新しい町名になっている地域は最新の不動産の登記事項を取得しても、字〇〇がでてこないので、昔はどんな地域であったか全く想像ができません。

　※上記の地名の由来とは全く関係がないのですが、浜松市内の頭陀寺町には〇丁目と言うのはないのですが、所在の字名には何故か〇丁目と言う地域があり、頭陀寺町字三丁目となっており一瞬???　え、頭陀寺町に〇丁目という住所ってあった?となり、何故こうなっているのか分かりません。

　また今は便利な時代になりましたので、ある不動産の数年前の状況を知りたいと思えばグーグルのストリートビューなどでも確認ができ、更に昔の航空写真の情報も公開されていますので、今お住いの場所や検討中の物件などを調べてみるとおもしろいと思います。
　ちなみに弊社のある場所は、昔々の航空写真を見ても分かるのですが、佐鳴台周辺に建物が全然ない時代にポツンと倉庫があったそうです。


　不動産について、ご相談をされたいことがございましたら、何でもお気軽にお問い合わせ下さい。



不動産のマップス　浜松市中区佐鳴台1－1－20　℡053－454－0170