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浜松市が公開している平成30年10月1日の年齢別人口をグラフに



　注文住宅・建売り分譲住宅ともに平均取得年齢は38歳だそうです。
　上記の人口データは昨年のものとなりますので、大きな人口の動きがないものと仮定しますと上記のグラフの37歳（赤い棒グラフ）が本年の38歳となり人口は9,692人(男性・女性の合計)となります。

　今後の住宅取得者の需要は必ずしも人口が全てとは言えませんが大きな要素であることは間違いがありません。そのような観点からみますと、今後の住宅需要は本年を含め5年間は横ばいで推移し、その後は大きく減少するとみるのが自然な流れだと思います。
　大きく減少した10年後の購入中心年代、今の28歳（グラフの27歳）は7,653人となり、現在の需要と比較すると－21%となります。

※上記は、単純に現在の年齢別人口の増減がなかった場合の仮定であり、希望としては若者の流入があって欲しいと願っています。
　以前、平成28年の人口データをもとにグラフを作成した際のデータも10年後の需要は-21％となっていますので、浜松市の若年層の人口減少スピードは変わっていません。

　人口減少時代の今後数十年後の不動産資産価値は、利便性などが良い特定の地域に人気が集約されていくのだと思います。大きな目で見ますと全国区では東京周辺に人気が集中しているように、静岡県西部地域のような地方都市でも同じような動きが現れ、人気が集中していく特定の地域と、そこから大きく外れた地域の不動産は流動性が著しく低下していく（売りたくても売れない状態になる）のだと思います。


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